こんにちは、スマートバンクでエンジニア採用担当をしていますfurukyoです。
こちらはSmartBank Advent Calendar 2024の14日目の記事です。
きのうは@sasuraikzさんの記事「Fintechサービスを円滑にリリースするために行政当局経験者がやったこと」でした。
本記事では、私が採用担当として普段どのように活動しているのか、 スマートバンクがどのような採用活動を行っているのか、ご紹介させていただきます!
こんな人は必見!
- 採用担当として組織拡大を目指されている方
- スマートバンクに興味を持った方や選考に進んでいただいている方
よりカルチャーを知っていただけるそんな記事になっているかと思いますので是非ご一読ください!
メンバー全員で採用活動(スクラム採用)
スマートバンクでは、メンバー全員で採用活動に取り組んでいます。
多くの企業において、採用活動を人事部門だけで完結させるのは難しく、現場メンバーの協力が求められるケースが一般的ではないかと思います。
しかし同時に、採用以外の業務も抱える中で、現場メンバーの理解を得ることが難しかったり、巻き込みづらさを感じたりする課題も少なくないのではないでしょうか。
スマートバンクでは「採用は人事・採用担当者だけの仕事ではない」という意識が社内に根付いており、メンバー全員が主体的に採用活動に取り組めているのではないかと思っています。
大まかな役割
スマートバンクでは、採用担当がPMとなり事業部長・経営陣・メンバーと連携しながら、PDCAサイクルを回す体制を取っており、所謂スクラム採用を行なっています。
スクラム採用とは?
ソフトウェア開発で用いられる「スクラム」というアジャイルフレームワークの原則を採用活動に応用し、採用活動を経営陣と人事に閉じたものではなく、現場社員を巻き込んだ形で行うことで、最大の成果を創出していく採用手法です。
参考:https://lp.herp.cloud/about-scrum-recruiting (スクラム採用は株式会社HERPの登録商標)
なぜスクラム採用を行うのか?
スクラム採用を行う理由は非常にシンプルで、採用活動の成果を最大化させたいからになります。
メンバー全員の知恵とリソースを集約させることで、採用母集団の増加・内定承諾率の向上・ミスマッチの削減に繋がるのではないかと思います。
特に、スタートアップでは事業状況の変化が度々あり、事業状況によって採用計画が変化する為、柔軟性やスピードが求められる点でもスクラム採用は適しているのではないかと思います。
また、副次的な効果として、一緒に働くメンバーの選考を自ら担当することができたり、採用活動を通して自社理解やサービス理解が深まったり、従業員エンゲージメントが上がる効果もあるのではないかと思います。
スクラム採用を実現する上で大事なこと
スクラム採用を実現する上で大事なことはトップダウン・ボトムアップの両方で採用の重要性を発信できていることなのではないかと思います。
トップダウンで重要性を発信(採用に対する経営陣の理解と意思統一)
一番大事なのは経営陣の理解だと思っています。
会社にとってなぜ採用が大事なのか、経営陣がメンバーに対して重要性を発信し続けることや、 採用の優先度を全社でルール化するなど、全員が意思統一できている状態を作れていることが全員採用が実現できている理由なのではないかと思っています。
ボトムアップで重要性を感じる(協業カルチャーが根付いていること)
スマートバンクには3つのバリューがあり、事業や組織を推進していく為に大事にしたい価値観として定義しています。
採用活動においては、特にメンバーの”Super Ownership”が発揮される場面が多く、職域を飛び越え組織貢献していくことを大事にする文化が根付いている為、全員採用が実現できているのではないかと思います。
バリューを策定した当時、全社員でワークショップを実施し、すでに存在している会社のカルチャーを言語化して生まれた背景があります。
また、採用時の基準としても用いており、メンバー全員がバリューの重要性を感じている為、全員採用が実現できているのではないかと思います。
詳細:https://blog.smartbank.co.jp/entry/2022/07/27/120000
実際の取り組みについて
多角的な視点で選考を行う
スマートバンクでは、下記の選考フローで採用活動を行なっています。
1次面接では、同職種メンバーがスキルマッチを確認しています。 2次面接では、同職種メンバーだけでなく他職種メンバーが面接を行うパートを設けています。候補者のスキルだけでなく、職種を越えたチームとの文化的な適合性(カルチャーマッチ)も重視して選考を行い、同職種・他職種メンバーの意見を擦り合わせて合否を出すフローにしています。 最終面接では、これまでの面接とは違った観点でカルチャーマッチを確認しています。
詳細:https://smartbank.co.jp/selection-process/
職種ごとの採用定例・面接KPT
採用活動を1~2週間の時間軸に区切って、現状や打ち手を確認する定例を行なっています。 定例を行うことで、課題と各々できることは何なのかを明確にする狙いがあります。 全ての情報は社内に公開し協業しやすい環境を作っています。
定期的に面接方法の見直しを行うことで適切なスクリーニングができるように改善しています。
候補者体験の向上
候補者が実際のチームメンバーや現場の雰囲気を知る機会を作っています。 面接だけでなく、職場の見学やメンバーとの交流を通じて、候補者が働く環境をイメージできるようにする狙いがあります。 候補者の要望や面接官の気付きから採用オペレーションを改善しています。
全社的なナレッジ共有
多くのメンバーが主体的に動く為に、全社的に採用ナレッジを共有して採用活動を進めています。 職種関わらず、積極的にナレッジを共有することを推奨しています。
おわりに
ブログを読んでいただきありがとうございました!
スマートバンクは、世の中のお金の悩みを解決することで、一人一人が本当に実現したいことにむかえるそんな世界を創れたらと思っています!
各ポジションにて積極的に採用を行っていますが、特にエンジニアは積極的に採用を行なっております!
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明日はUXリサーチャーのHarokaさんの記事です。お楽しみに!