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ワンバンクを運営する株式会社スマートバンクのメンバーによるブログです

なぜスマートバンクを次のチャレンジの場として選んだか (capytan)

こんにちは、株式会社スマートバンクのSRE部に所属している capytan です。2025年5月に入社して日々の業務を行っております。入社1ヶ月目が終わるタイミングなので、入社エントリを通してスマートバンクのどこに惹かれて入社したのかお伝えしようと思います。

これまでのキャリアについて

自己紹介としてキャリアについても簡単に記載します。私の学問のバックグランドとしては法学であり、法曹になろうと考えていました。残念ながら、金銭的な問題やモチベーションが維持できなかったこともあり法曹の道は断念してしまいました。

方向転換をして就職をする際、法律から計算機を駆使した問題解決に軸足を移すことは自身がやってきたこと・やりたいことから大きく乖離していないと整理がついたため、いくつかあった選択肢のうちからネットワークエンジニアとして働き始めました。

その後、Webアプリケーション開発に軸足を移し、やがてSREとして働くようになり現在に至ります。

今回の転職活動で重要視したこと

詳細を書くと長くなってしまうので、転職活動で自分が次の会社に求めた要件の一部をざっくり箇条書きでまとめます。特に何かやりたいことがあったわけではなく、人や社風で検討していた面が強く、スマートバンクはこれらすべてをクリアしていました。

MUST要件

  • 自分が労働した結果、リターンを最も得るファウンダーを信用できること(≒ この人のためになら労働してもいいと思えること)
  • 邪悪なことをしていない会社であること
  • バイブスが合うこと
  • 自身の力量からストレッチして届くぐらいのレベル感の会社・ポジションであること

WANT要件

  • 社会科学・人文科学系のバックグラウンドを持つソフトウェアエンジニアが(少人数でも)活躍していること
  • 報酬が現在と同等以上であること

スマートバンクを知った・応募のきっかけ

RubyKaigi 2024(沖縄)で、Hydration Sponsorとしてドリンクを提供しているのを見てスマートバンクを知りました。AWSインフラの構成図がドリンクエリアに掲示されており、きちんと公開用の資料を用意していることに感心したのを覚えています。また、「RailsでFinTechサービスやってるんだ……!」と素朴な興味も抱き、人数が少ないスタートアップながら、RubyKaigiで登壇している方もいて、発信にも熱心な会社だという印象を持ちました。

smartbank.co.jp

その後、2024年11月にキャリアを考えていたタイミングでスマートバンクの資金調達のニュースや、shotaさんの『「連続起業家」と呼ばれるのはこれで最後にしたい』という記事を読み、「ラクマ(旧フリル)の株式会社Fablicの創業者なのか!」と初めて認識し、「勢いがあるな〜、ファウンダーも良さそうだな」と感じていました。ちょうどその頃、勉強会で知り合ったohbaryeさんからDMをもらったことが、選考に進む直接的なきっかけでした。

note.com

さらにさかのぼると、とあるカンファレンスでSRE部EMのmasaさんと一度お話しており、お互いに「面白い人がいるな」と感じたのかSNSでつながっていました。そうした背景でスマートバンクのメンバーには「バイブスが合いそうだ」という印象を持っていたため、DMで声をかけていただいた時も「RubyKaigiで登壇していたりブログも拝見したことがあるohbaryeさんだし、masaさんがSREをやっている会社だし、良さそう」という流れで選考に進み、現在に至ります。

私が感じたスマートバンクの強み

スマートバンクの強みは、選考前に感じていたものと入社後の印象にほとんどギャップがありませんでした。この半年間で感じた会社の強みについてご紹介します。

メンバーたちがバリューを体現している

選考過程で接したメンバーの様子からも分かるように、皆がバリューをしっかり体現していると感じました。バリューの策定がうまく機能していることや、選考にしっかりパワーをかけていること、日常の業務でもバリューを意識する場面が多いことなどが理由だと思います。選考途中に SmartBank.fm を一通り聞きましたが、バリュー策定について明瞭に言語化されており、当社のバリューに興味がある方には必聴です。

open.spotify.com

改善のサイクルが早く、現状に満足していないこと

入社後に特に感じたのは、改善サイクルの早さです。私の目から見るとかなりスピード感がありますが、既存メンバーは「まだまだ足りない」と感じているようで、むしろ「全然できていない」とすら思っている節もあります。現状を前に進める貪欲さには、良い意味でギャップがありました。

言語化能力が高い人が多い

個人的な印象ですが、各種媒体の発信内容や選考過程を通して、言語化能力が高く、コミュニケーションや文章執筆が上手な方が多いと感じました。実際、オンボーディング中にエンジニア以外のメンバーから業務説明を受けた際も、自分たちの役割や解決している課題について明確かつ自覚的に語れることに驚きました。

倫理観とヤンチャさを兼ね揃えている

2024年末にあったスマートバンクの採用イベントで、とあるメンバーが「邪悪なことはしたくない。しかし、ヤンチャにやっていきたい」と語っており、個人的な思想と非常に合致しました。そのようなメンバーがいてくれることが私の入社の決め手の1つです。伝わりづらい言い方をすると、スマートバンクにはMad Max: Fury Road的な思想が流れているのでは、と個人的には思っています(異論はあるかもしれませんが……)。

また、FinTech事業という特性上、お客様のお金を預かる会社として一定の倫理観を持った人が集まりやすい環境だとも思います。マジックワードになってしまいますが、バランス感覚が良い人材が揃っている印象です。

これからやっていきたいこと

入社初月は Good First Issues をこなしたり、社内のリポジトリを見ながら「これ直すとコスト改善できるよ」という提案をして修正を加えたり、少しずつスマートバンクの仕事に入っています。

中長期的には、SRE部が4名体制になったことで、これまでリソース不足で手を付けられなかった課題をブルドーザー的にどんどん解決していきたいと考えています。会社全体の信頼性向上にも貢献していくつもりです。

最後に

自分は『情熱プログラマー』(オーム社)的な言い方でいうと「一番の下手くそでいよう(Be the Worst)」を地で行く状態で日々業務に取り組んでいます。既存メンバーのレベルが高く、正直に言って背伸びをしながら働いている焦燥感もありますが、その中でも自分が解決できる課題もたくさん転がっており、やるべきことを見つけられています。

入社1ヶ月の私の視点でも、当社はやりたいことに対してまだまだ人が足りていません。力試しをしたい方、日々の業務に刺激がほしい方を当社は求めています。

そうです、この記事を読んでいるあなたの脳に直接話しかけています。まずはカジュアル面談を受けてみませんか。ご応募お待ちしています。

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