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AI家計簿アプリ「ワンバンク」を開発・運営する株式会社スマートバンクの Tech Blog です。より幅広いテーマはnoteで発信中です https://note.com/smartbankinc

スマートバンクはiOSDC Japan 2026にて3名登壇 & パンフレット寄稿を行います!

スマートバンクは、9月11日より東京 有明セントラルタワーホール&カンファレンスにて開催されるiOSDC Japan 2026 において、3本のトーク登壇、1本のパンフレット寄稿を行います。今回は、登壇するメンバーにトークテーマについて深堀りするとともに、トークを聞くことで持ち帰れる内容についてお聞きしました。

この記事に登場するメンバー

Kaneko
iOSDC登壇歴: 今回が初
受託会社にてモバイルアプリ開発を担当後、株式会社Gunosyに入社。メディア事業のiOS / Androidアプリ開発の他、エンジニアリングマネージャーを担当。2023年6月に株式会社スマートバンクへ転職し、「ワンバンク」のiOSアプリの開発・運用とエンジニアリングマネージャーを担当している。

nakamuuu
iOSDC登壇歴: 今回が3回目
学生時代に独学でAndroidアプリ開発を始め、2015年6月から株式会社Fablicでフリマアプリ『フリル』のAndroid版の開発を中心にモバイルエンジニアとして従事。2018年7月の組織統合に伴い楽天株式会社へ転籍。2019年6月に株式会社スマートバンクに転職し、最初期から「ワンバンク」のiOS / Androidアプリの開発・運用を担当している。

rockname
iOSDC登壇歴: 今回が5回目
2018年4月に株式会社MIXIへ新卒として入社。家族アルバムみてねのiOS / Androidアプリの開発およびRuby on Railsによるバックエンドの開発に携わる。2022年4月に株式会社スマートバンクへ転職し、「ワンバンク」のiOS / Androidアプリの開発・運用とエンジニアリングマネージャーを担当している。

上ちょ / uetyo
iOSDC登壇歴: 過去1回登壇 & 今回は初パンフレット寄稿
2022年4月にdely株式会社(現、クラシル)へ新卒として入社。クラシル事業のブランドリニューアルやレシチャレiOSアプリの開発に携わる。2025年6月に株式会社スマートバンクへ転職し、「ワンバンク」のiOSアプリをメインに機能開発・運営や開発環境の改善を行っている。

トークの紹介

プロポーザル投稿の背景や、このトークを聞くことでどういった内容を持ち帰れそうかお聞きしました。

━ ワンバンクのApple Pay対応の裏側: PassKitでつくるカード追加体験

fortee.jp

Kaneko)ワンバンクは2月くらいにApplePayに対応しました。ApplePayの対応自体は、すでに多くの知見が共有されています。しかし、未だに多くのiOSエンジニアは実際に対応したことがないかと思います。今回、ワンバンクでの対応に伴い、どういった苦労があったのか、どういったことをしたのか、ワンバンクの "少し特殊な環境" におけるケーススタディを共有できればと思います。

進行)過去の事例なども参考にされたとのことですが、今回はどういった点が特殊ですか?

Kaneko)今回はApplePayでの入金ではなく、カード発行業者であるワンバンクが、自社発行のカードをApplePayに登録できるようにするために行った内容について扱います。特に、アプリ内でシームレスにAppleウォレットへカードを登録する方法や、ワンバンクの口座という概念(1つのアプリで複数のカードを発行できる仕組み)がカード追加方法に与えた影響などが話せると考えています。

進行)今回のトークにおいて持ち帰れることを教えてください

Kaneko)これからAppleウォレットへカードを登録する機能を作りたいの方に有用な内容を提供できるかと思います。ApplePayに発行したカードを登録するにはクライアント側だけでなくApple側とも契約・綿密なスケジュール作成・プロビジョニングプロファイルの設定などが必要です。トークの後にAsk the Speakerもあるため個別具体的な内容はその場でも聞いていただけると嬉しいです!

━ 「守り」で活用するオンデバイスLLM 〜写ってはいけないを総力戦で防ぐ〜

fortee.jp

nakamuuu)ワンバンクには支出履歴への画像添付など、画像のアップロードを伴う機能がいくつか存在します。しかし、アップロードされた画像にカード番号といったセンシティブなものが映り込んでいると、カード発行事業者が準拠しなければいけない規則や認証の問題に発展してしまいます。この問題をこれまで以上に堅牢にするために行ったことについて話せればと思います。

進行)カード発行業者に求められる規則にはどういったものがありますか?

nakamuuu)弊社では “PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)” というクレジットカード業界のセキュリティ基準に準拠していますが、不適切な “送信” や "保存" が違反に直結するデータも存在します。高いセキュリティを保つためこうした規則は必要不可欠ですが、コストやユーザビリティの観点で障壁となることもあります。これまでも送信や保存を防止する工夫を積み重ねていましたが、より高度かつ低コストに対応するため、ローカルLLMを用いたバリデーションの導入に今回チャレンジしました。

blog.smartbank.co.jp

進行)今回のトークにおいて持ち帰れることを教えてください

nakamuuu)「新しい価値を作るLLM」ではなく「守りとしてのLLM活用」という視点で、モバイルアプリにおけるローカルLLMの活用事例を紹介する予定です。どのようなサービスにおいても、曖昧さのあるデータに対する検証を実現したい場面はあることと思います。 ルールに落とし込みづらいユーザーのインプットを適切にバリデーションする仕組み の一例として、参考になるトークができればと思います。

━ 大喜利で理解するLLM as a Judge

fortee.jp

rockname)ワンバンクには "ワンバントーク" というAIとチャットできる機能があり、ユーザーが対話を重ねることで新しい示唆を得ることができる体験を提供しています。チャットという特性上、不適切な発言や的を得ない回答は機能の質に関わる問題です。この質を高めるために、回答内容をLLM as a Judgeという手法を用いて精度の検証を行っており、今回はそんなLLM as a Judgeについて理解が深まるようなトークにしたいと思っています。

進行)rocknameさんは普段AIネイティブな開発環境の構築も推進されていますが、今回のトークにも関連することはありますか?

rockname)はい。自分は業務の中でAIが生成するコードの品質を検証することにもLLM as a Judgeの導入を試行していました。具体的には、実装をすればするほどAIが生成するコードの品質が向上するループの構築ですね。しかし、その過程でLLM as a Judgeならではの難しさにも苦労させられました。

進行)今回のトークにおいて持ち帰れることを教えてください

rockname)LLM as a Judgeは名前はカッコいいですが言ってしまえばただAIに定性的な評価をぶん投げてるだけでもあり、良い面と悪い面ははっきりしているなという実感があります。そのような感覚を5分のLTの中で楽しくあっという間に理解して持ち帰っていただきたいなと思っています。そのために、「大喜利の回答をLLM as a Judgeで評価する」、というやや攻めたテーマで今回は臨もうと考えています。参加型の大喜利を進行しながら、会場のウケ具合とLLM as a Judgeの下す評価を比べ、どこか得意でどこが苦手なのかを、大いに笑いながら体感してもらえたらなと思っています。

進行)ちなみに、今回のLTは一番最後で iOSDC Japan 2026 を締めるトークになりそうですが、緊張されていますか?

rockname)はい、滑るわけにはいかないので…
今、絶賛大喜利の動画を見てAIと同じように私も学習しているところです!

━ 今どきの画像アセット入稿:たった1枚の画像でアプリサイズが50MB増えた失敗から学ぶ最適化方法

fortee.jp

uetyo)今回は初めてのパンフレット記事寄稿として画像アセットの入稿について扱いました。普段何気なくアプリに追加している画像ですが、入稿方法を誤るとアプリサイズが肥大化する可能性があります。実際に私も50MB程アプリサイズを肥大化させた経験があるため、このテーマとしました。

進行)パンフレット投稿で特に気をつけたポイントを教えてください

uetyo)画像リソースの追加に関する記事は珍しいかなと思います。自分の理解度を高める意味でも実際に計測したデータを提示するように工夫しました。格納時のオプションを総当り検証したので、約200プロジェクトくらい作成し、実データをベースとして記事を作成しています。

進行)今回のパンフレットで得れる知見を教えてください

uetyo)パンフレットなのでいつでも読むことができます!別途ブログでも分量的に扱えなかった部分を補足しようと思いますが、ぜひ一度目を通していただけると嬉しいです。

最後に

iOSDC Japan 2026 に関連する記事として、登壇者へのインタビューを通じてトークの内容を深掘りしました。セッショントークは後日アーカイブでご覧いただくことも可能ですが、ぜひ当日、会場でお会いできると嬉しいです。

スマートバンクでは、カンファレンスでの登壇や参加をエンジニアの成長における重要な機会と捉えており、業務として参加することができます。スマートバンクのエンジニアに少しでも興味をお持ちいただけましたら、下記のリンクよりご応募をお待ちしております!

(メッセージにブログを閲覧した旨と同席を希望するメンバーを記入してください) herp.careers

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