こんにちは!スマートバンクのサーバーサイドエンジニアのhiroteaです。
いよいよYAPC::Hakodate 2024も迫って参りましたね!
9月18日に株式会社はてな様と株式会社スマートバンクの2社合同で開催したYAPC::Hakodate 2024 非公式予習会の様子をご紹介します!
(筆者は私用と重なりHakodateに参加ができませんが、自分もHakodateに行くんだ!と思い込みながらレポートして参ります!行きますよ!!!)
YAPC運営が語るYAPCの裏話(仮)
YAPC::Hakodate 2024の運営の皆様による座談会形式の”予習”から幕を開けました。karupaneruraさん、わいとんさん、そして司会にpapixさんをお迎えし、函館が選ばれた理由、注目トークや企画についてたっぷりお話しいただきました。
函館になったきっかけはYAPC::Asia 2015の後
まずは「なぜ函館になったのか?」についてわいとんさんに振り返っていただきました
わいとんさん: YAPC::Asia 2015直後に、私から「後ろにいる函館出身の緑髪のお兄さん」に「YAPCは函館でもできるんじゃない?」と提案したんですが、そのとき彼は苦笑いをしていました。
その後だいぶ時間が経過して、YAPC::Hiroshima 2024終了直後に、運営に近いメンバーが数名で飲んでいたらしく、その際に「Perlの集まりがないような地方でやりたい」という話があったと風のうわさで聞きつけ、後日立候補した次第です。
わいとんさん: 「やるなら苦笑いしていた彼にKeynoteをやってもらおう」とHiroshimaが終わった後あたりから話していました笑
Hakodateのきっかけはなんと10年前…!YAPC開催地がとても身近な人がきっかけとなって選定されていたことに驚きました!
当日のKeynoteトークも楽しみですね!
「技術的な知的好奇心を満たす、話し合える」トークが聴ける
続いては興味を持つ方も多い、トークの選定基準について。
明確な基準があるわけでないと前置きしつつも、その中から「技術的好奇心を満たし、話し合える内容であること」を前提に実装技術によったトークを中心に選ばれたとのことでした。*1 今回は159件のプロポーザル提出があり、聴きたいテーマはたくさんあるものの増やしすぎると並列トラック数が増え、聞けないトークが増えてしまうため「3トラック」に収まるよう20件に絞られたとのことでした。
さらにタイムテーブルも「併せて聞きたいトークがなるべく同じトラックで続けて聴ける(karupaneruraさん)」よう工夫して構成されている、またそういったタイムテーブルの流れのバランスも見ながら採択するトークを決めているとのこと。
運営の方の意図を知った上でタイムテーブルを見直すと、自分が知りたり知識のつながりはどこだろう?という新しい視点で聴講セッションを選ぶことができそうです。 fortee.jp
U25企画について
U25支援企画は、今回新たに行う若手エンジニア向けの支援施策。
U25支援の対象者は, 学生旅費支援の対象者と同じく, YAPC::Hakodate 2024に参加するための旅費(交通費および必要に応じて宿泊費)を上限5万円まで支援いたします (YAPC::Japan 運営ブログ)
特に若い人や就職して間もない人にとっては、住んでいる場所から遠方での開催だと交通費・宿泊費も嵩み、行くのをためらってしまう人もいると思います。
そのような参加者にもYAPCに参加してもらえるように!という運営側の想いが込められた取り組みです。
当日は支援対象者による「U25支援セッション(仮)」も予定されています!
blog.yapcjapan.org
今回のゲストはアカデミックな方が多め
ゲストスピーカーのうち2名はアカデミックな背景を持つ方。
「技術と真摯に向き合っている人が、普段どんな考えで研究と向き合っているのかを知りたい」ことが理由とのことです!
どのようなお話が聞けるか楽しみですね。
会場の近くに飯はない!だが………
今回の会場は繁華街から少し離れた場所にあり、「会場の近くに飯があるとおもうな!」とのこと…ナンテコッタ。ですが会場で提供されるランチはとっても豪華!
- まずお弁当として函館ご当地ハンバーガー「ラッキーピエロ」、そして「やきとり弁当」が提供されるそうです!
- さらに会場の大学敷地内にはキッチンカーも登場!
ラッキーピエロ!!
— まっきーㅣFindy DevRel (@ayamakkie) 2024年9月18日
焼き鳥弁当!!
キッチンカー!!
函館はたこ焼きが有名らしい👀
#yapcjapan_yoshu
周囲にご飯屋さんがなくとも、お弁当とキッチンカーで函館名物を満喫できるプランのようです!
しっかりお腹を空かせてランチタイムに臨みましょう。(ただしお弁当の数には限りがあるとのことなので要注意です)
やきとり弁当は「焼き鳥じゃないのかよ!」と突っ込むまでがセット #yapcjapan_yoshu
— Tatsuro Hisamori (@myfinder) 2024年9月18日
全てお伝えするとブログ2本くらいになってしまいそうなため割愛しますが、たくさんの話題で盛り上がった座談会。 前回に引き続き、準備でお忙しい中登壇をご快諾いただいた運営の皆様、ありがとうございました!気持ちはすっかりHakodateになりました!
企業トーク
そしてここからは企業トークのコーナーです。
Perl5 OOP構文30年史(株式会社スマートバンク)
函館出身でKeynoteスピーカーも務めるmoznion が、はてなさんのTシャツを着て登場。 30周年を迎えたPerl5にclassが実装されるまで、PerlのOOPを求めた”歴史”を紹介しました。 これまでのPerlの歴史を振り返る、まさに「予習会」にふさわしい内容でした
Perlがclassを求めた29年を読み上げるmoznion#yapcjapan_yoshu pic.twitter.com/GdYStcUf8k
— ohbarye (@ohbarye) 2024年9月18日
未来大生の胃を支える函館グルメ(株式会社はてな)
はてなさんからは、今回の会場である公立はこだて未来大学出身の deflisさんにご登壇いただきました。
海鮮だけじゃない!ラッピ(ラッキーピエロ)、ハセスト(ハセガワストア)のやきとり弁当(豚)、ガラナなどなど、地元学生の胃袋を支えたグルメやお土産が数多く紹介されました。今回の会期中に全部食べ切れるのか……!?
覚えました #yapcjapan_yoshu pic.twitter.com/qPfL2SmaNF
— かるぱねるら (@karupanerura) 2024年9月18日
最高の函館グルメ&観光情報は↓から復習できます! speakerdeck.com
公募LT
そして休憩を挟んで公募LT3連続。moznionを銅鑼として迎え、5分を超えたら強制打ち切りというYAPCでもお馴染みのスタイルで開催しました。
銅鑼として扱われるmoznionさんみている #yapcjapan_yoshu
— あずきバー (@azukibar_D) 2024年9月18日
LT①
1本目は make_now_justさん。
YAPC::Japan::Online 2022での正規表現マッチングの脆弱性をつくReDos検出に関する登壇をきっかけに、WEB+DB PRESSさんに記事を寄稿するまでに至ったお話を紹介いただきました。
登壇から1ヶ月後にpapixさんから寄稿の誘いを受けた時は「目を疑った」そうです。https://t.co/BS98jqYC3S の記事の背景が語られている! #yapcjapan_yoshu
— Takafumi ONAKA (@onk) 2024年9月18日
登壇内容と機構記事は↓から確認できます。
LT②
続いてはmyfinderさんによる、YAPCといえばの「アレ」と注目セッションについて。 そう、YAPCといえば #yapcramen。
今回Hakodateでの#yapcramenを盛り上げるために用意していただいた、気になっているラーメンマイマップをご紹介いただきました!
そして気になっているトークについても紹介いただくてんこ盛りLTでした。 myfinderさんは当日もトークされます。14:15~TrackBでmyfinderさんと握手! fortee.jp
LT③
最後はpapixさんによる、YAPCのついでに行ける観光地について。 前回の予習会では「広島のついでに愛媛に行こう!」と紹介いただいたpapixさん。
プロの旅程すぎるw #yapcjapan_yoshu pic.twitter.com/1OMt4zV6s9
— かるぱねるら (@karupanerura) 2024年1月23日
今回の「ついで」に選んだのは青森!またしても海越え!ついでの概念が揺らいでゆきます。 函館から行きやすい青森県の観光地を紹介していただきました。 ついでに津軽海峡に行って爆音の「津軽海峡冬景色」を堪能、青函トンネルの見学をした後に浅虫温泉でリラックスしましょう!
懇親会の様
カツサンド・ハンバーガー、お酒を手に懇親会も大盛り上がりでした!予習もでき、Hakodateへの気持ちもしっかり高まりましたね! 非公式予習会、楽しんでいただけましたでしょうか?YAPC::Hakodateでは、はてなさんと弊社の社員も登壇いたします! Hakodateでまたお会いいたしましょう〜!!それでは!
*1:あくまでもYAPC::Hakodate 2024ではこうだったという話であり、YAPC::Japanの他のシリーズと一貫しているわけではないそうです。