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B/43を運営する株式会社スマートバンクのメンバーによるブログです

Kaigi on Rails 2023 ブースの裏側をお見せします

みなさんこんにちは。普段はカスタマーサポートをやっていますが、今回は Kaigi on Rails 2023 スポンサーチームとしての nyanco です。

先日行われた Kaigi on Rails 2023 にてスマートバンクは初のスポンサーとして協賛させていただき、ブース出展をしました。

今回はブース出展に関して、どうやって企画をしていったかを中心に、取り組んだことを紹介します。実際に参加された方々にも今回の裏側が伝わると嬉しいですし、今後初めて技術カンファレンスでブースを出す企業のご担当者の方にも読んでいただけたら嬉しいです。

Step1:チーム内で目的の認識合わせをする

技術カンファレンスの「ブース」といっても内容は様々です。いろんなことができるので、ただ「これやりたい!おもしろそうだし!」だけでは内容を詰めていく段階で迷走してしまうので目的の確認をまずは行います。

今回弊社は「ブースを出展して当日の参加者の認知を最大化して、参加者と仲良くなる」という目的を定めました。

Step2:企画案を募る

目的を念頭においた上で「どんなことをするべきか?」を社内で募集しました。チームだけで決めるのではなく社内に広く募集したのは、それだけ多くの意見があるほうがより検討材料を増やせると考えたからです。

Figjamで意見を集めた様子。その後の議論もFigjamを使ったのでメモがいっぱい残っています。

Step3:目的に沿った案に絞り込む

先述のとおり今回は「ブースを出展して当日の参加者の認知を最大化して、仲良くなる」を目的としていたので、このために必要な要素はなにか?をチームで話し合ったところ、以下となりました。

  • ただ「認知」を広めるのではなく、プロダクトについて認知してもらう
  • Railsエンジニアに技術に関心を持ってもらう

募った意見を参考にしながら、この2軸を体現するための手段を以下としました。

1. 「プロダクトについて認知してもらう」

実際にプロダクトを触ってもらうのが一番わかりやすいので「カード決済とアプリを体験できること」がまず要素としてはいりました。

2. 「技術に関心を持ってもらう」

こちらは定番ですがエンジニアチームと参加される方々が話をするきっかけになるようにアーキテクチャ図を用意しました。

Step4:目的に沿った案をブラッシュアップしていく

目的に沿った案を中心にさらに企画をつめていきました。

  • 「決済とアプリを体験」「アーキテクチャ図」だけでもよかったのですが、それだとどちらかだけに関心が寄ってしまう可能性もあるので、せっかくだからこそ両方体験してもらえるように「決済とアプリを体験」しながら「決済の流れ」の説明も入れてみる
  • エンジニアだけではなく採用担当など他の職種の方もこられるから、誰でも楽しめる要素をいれるため、プロダクトを利用した企画がなにかできないか?→決済のしくみを利用したオーソリ電文くじをやろう
  • もし自分が不要でも家族や会社のメンバーに渡すと嬉しいものをくじの景品として配ろう
  • ブースに来やすいように、誰でも答えられそうなアンケートをとってみよう

このように、当初の目的を失わないように、「参加する方々が楽しめて」「弊社が何をしてるか知ってもらう」ための要素を追加していきました。

さらに、今回はなんと弊社から登壇者が3人、さらにスポンサー LT もできることが決まっていたので4人も登壇するチャンスがありました。オンラインで Kaigi on Rails が開催されていたときは Ask the speaker の時間がありましたが、今回はその時間がなさそうだとわかったので、登壇メンバーと話せる場としてもブースが用意できました。懇親会でスピーカーをみつけて話すことももちろんできると思いますが、なかなか見つけられなかったりすることもあるかなと思うので場所が用意できたのはよかったポイントかなと考えています。

その結果がこの通り

(よくみたらポストは誤字っています、許してください…)

「目的」と「その目的を達成するための要素」さえ決まれば、あとは細かい調整をしていくのみなので、目的を失わずに進められることが一番重要かなと思います。結果として、定番の要素を盛り込みながら、初めてのブース出展にも関わらず、常にブースには参加者の方に集まっていただけて大成功だったのではないでしょうか。

(嬉しいお声!)

ブースでよく聞かれた質問

せっかくなので、ブースでよく聞かれた質問についてブログでも回答できればと思います。

ブースにいる人が多いが、スポンサーチームは大人数で進めていた?

はい!初回だからというのも少しありますが、エンジニア全員 & デザイナー & わたしの10数名体制で進めていました。 人数もですが、いろんな職種の方々でチームを組んで密に進めていくと、ブースの企画案も練り上げられたいいものになるなと感じました。

クッキーがおしゃれだけど、どうやって作ったの?

オリジナルのアイシングクッキーを作ってくれる個人作家さんに依頼させていただきました! めちゃくちゃオシャレに仕上げていただいて、イベントでも大好評でした!

次回予告

「着てたシャツがとてもかわいい!」「デザインすごい!」などのお声もいただきました。今回弊社はこういった技術カンファレンスの協賛は初めてで、ましてやブース出展もしたことはなかったため、いちからデザイナーの @yuki930 さんと @mmito さんを中心に制作いただきました。デザインについてはデザイナーチームがまとめてくれるのでご期待ください!

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In this blog, engineers, product managers, designers, business development, legal, CS, and other members will share their insights.