こんにちは。またまた普段はカスタマーサポートをやっているけれどエンジニア採用広報のメンバーとしてのnyancoです。
先日行われたKaigi on Railsでスマートバンクが初めてスポンサーとなりましたが、その時に気をつけたことや、どうやって複数の人を巻き込んでやっていったかをまとめたいと思います。
初めてカンファレンスのスポンサー担当になったけど、どうしたらいいのかわからないな…という人や、初めてみたものの何からやったらいいかわからない…という方々に読んでもらえると嬉しいです。
心がけること
心がけてやるべきことは以下の3つです。
- なんのためにやるのか
- 自分たちの現状を知って、現状に合わせたコンセプトを作る
- 人を巻き込むにはOpenにする
なんのためにやるのか
会社・事業のフェーズによって技術カンファレンススポンサーとして何を成し遂げたいか?が変わってくると思います。弊社スマートバンクの場合は、以前より様々なカンファレンスでの登壇実績があったり、ブログ執筆でたまにバズったり…とさまざまなチャネルで外部発信は続けているものの、まだまだ会社や事業の認知が上がっていない状態でした。ですので、今回は「認知を広げること」が最重要です。
一方、技術カンファレンスは採用イベントではないので、「認知に課題があるから」だけでは継続することは不可能だと思います。持続可能なスポンサーシップについては別途経営層とどれくらい技術コミュニティへ貢献していくべきかなどの話はしていきましょう。また、エンジニアメンバーもそれぞれ技術コミュニティに対する考え方があると思うので、エンジニアチームとも認識を合わせておきましょう。
自分たちの現状を知って、現状に合わせたコンセプトを作る
何をするべきか、だと先日出したブースのブログにも書きましたが、チームで目的について合意をとり、目的に合わせた企画を出すことが重要です。
例えば弊社の場合はエンジニアの皆さんに会社名も知られてなければ、プロダクトについても知られてないことがスカウトの返信率やカジュアル面談を受けていただいた方々からのお話からもわかっています。(今回Kaigi on Railsにスポンサーしてみて、実際に会話しているとより認知度の低さを目の当たりにしました…)。なので、採用広報の文脈で考えたときには認知を拡大することが大事でした。全員が同じ認識をして初めてうまくいくので、デザイナーやエンジニア、広報などこのプロジェクトに関わる人と最初に認識合わせの時間をとりました。今回ですと、「B/43というプロダクトを知ってもらう」のが基本的な路線でした。そうすると、例えば弊社の場合は社名とプロダクト名が異なるため、どちらを全面に出したブース作りをするか?も意思決定がしやすくなります。
人を巻き込むにはOpenにする
今回はプレイベント・SNS企画・ブース企画・アフターイベント…と初めてということもあってサーバーサイドエンジニアは全員何かしらの施策に携わっていただきました。盛りだくさんです。そうなってくると、私も全てのミーティングに参加することはできないし、他の人もそうです。
ということで、採用広報やエンジニアチームのチャンネルではなく、専用「#pj_kaigionrails2023」を運用していました。そこでは関わる人や興味のある人に何を今やろうとしてるかを知ってもらうためと会議で何をしたかを整理する意味も込めて、に会議のサマリを投稿するようにしていました。
弊社はほとんどリモートワークで働いていることもあり、個人的にはこのプロジェクトに限らず常に心がけていることではありますが、なるべく「同じチームの人が隣で働いている感」を出すためにリアクションをしたり積極的に投稿したりするのを心がけていました。
ちなみに調べたところ、社内のSlackチャンネルでbotや勤怠関連のチャンネル、全社朝会のチャンネルを除いたところこの1ヶ月は圧倒的に「#pj_kaigionrails2023」の投稿が多いようでした。 結果として、Kaigi on Railsで認知を最大化するために、オープンに情報共有しながら参加者みんなで盛り上げることに繋がりました。
今回ははじめてのカンファレンススポンサーとして、心がけたことをまとめました。また次のカンファレンスでお会いしましょう。
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