こんにちは。スマートバンクCXOのtakejuneです。スマートバンク(以下SB)社では経営の傍ら、プロダクトマネジメントやUIデザインを担当しています。ちなみに今日が誕生日です🎂
1年前まではこの領域のお仕事をフルタイムは私1名でやっていたのですが、直近では「チーム」と呼べるまでに成長してきたので、震えるハートをオーバードライブさせつつ、プロダクトデザインチームのご紹介をさせていただければと思います。
チームの紹介
メンバー構成
SB社のプロダクトデザインチームは、プロダクトマネージャー(PdM)、デザイナー、UXリサーチャーのメンバーで構成されています。
また、フルタイムのメンバー以外にも、外部パートナーの方にプロダクトデザインチームに入っていただくことで、戦力を補うだけでなく専門性の高い領域もカバーできるようにしています。
このように「パートナーの方も含めてワンチームを作っていること」が弊チームの大きな魅力になっていると感じています。
仕事の進め方
スマートバンクでは1ヶ月以上の期間を要する大きなタスクを「プロジェクト」と呼び、職種横断的な一時的チームを組んで取り組んでいます。人数がまだ少ない中で常時5-6個のプロジェクトが進行しているので、複数のプロジェクトを兼務している人も多いです。
各プロジェクトを取りまとめる「PJリーダー」は職種関係なく担当しており、リーダーの兼務は原則行わないようにしています。プロダクトデザインチームの面々もこのように様々なプロジェクトに同時に関わっています。
各プロジェクトにおいて、プロダクトデザインのプロセスは概ねこのようなタイムラインで進みます。ウォーターフォール的に進んでいくというよりは、各工程の間でフィードバックを重ねながらブラッシュアップしていきます。(デザインしていたら追加でリサーチしたくなったり、実装していたらより良い仕様を思いついたりします)
メンバーの紹介
それでは、いかしたメンバーを紹介していきます!
UXリサーチャー
瀧本 はろか(@mawarisuru)さん
UXリサーチャーのはろかさんのことは、5月28日に行われたリサーチカンファレンスに私と一緒に登壇したのでご覧になられた方もいるかもしれません。
SB社はまだ、プロダクトマーケットフィットを目指す初期フェーズにおりますが、この段階でフルタイムのUXリサーチャーを専任で採用している会社というのは珍しいかと思います。
上記リサーチカンファレンスの発表内容を見ていただくとよく分かるのですが、デプスインタビューにこだわりのある私や代表の@shotaからのバトンを受け継ぎ、N1と向き合うSBの文化の体現者としてリサーチを担当いただいております。
PdMが要件定義をしたり、デザイナーが訴求内容を考える際に、重要な示唆をクイックに与えてくださるので、スピードや精度がアップしていることを日々感じながら仕事をしています。UXリサーチャーの近くで仕事をできるPdMやデザイナーは幸せですね。
スマートバンクの好きなところ
「スマートバンクのメンバーと、一緒にリサーチしたい」と本気で思えるところ。
ユーザーが本当に欲しいものは何か、という問いに真剣に向き合って考えているメンバーに囲まれているので、リサーチがコラボレーションできる場面が多く、リサーチャーとしてはやりがいしか感じないです!
また、子育てメンバーも多いので、働き方に柔軟なところ、お互いの人生を尊重するところに救われています。
プロダクトマネージャー
森口 貴之(@moret)さん
SB社1人目のプロダクトマネージャーのmoretさんです。
はてな社でプロダクトマネージャーの経験を積まれた後に、トクバイを運営するロコガイド社のユーザーサービス企画部 部長としてお仕事をされて来られた方です。(こちらのポッドキャストでもお話しました)
まったく体制が整っていないSB社に飛び込んで来てくれた森口さんでしたが、私と並走しながらどんどん色んな仕事を巻き取っていただき、今では案件の過半数以上を受け持ち、毎週の全社振り返りmtgの司会も板についてきて、すっかり弊社の要的な存在です。
スマートバンクの好きなところ
一言でいうと社是です。
「人が欲しがるモノをつくる」というメッセージをコーポレートサイトに掲げています。 開発に関わる人だけでなく、メンバー全員がこのメッセージを信じて仕事に向かっている事を私はとても心地よく感じています。
ユーザーの声を聞いて、ユーザーが必要とするモノをつくる。そしてスマートバンクが提供するプロダクトが世の中に広まっていく。こうしたビジョンに向け「1つのチーム」として取り組む姿勢を大事にしていきたいです。
國分佑太(@yutabnbn)さん
6月に入社されたばかりのブンブンさん。メルカリでCRE CampのPM Headを務めていらっしゃった、つよつよな方です。
非常に高い安定感と自走力を日々感じながら、1 ヶ月目の入社初月を過ごしていただいております。
どちらかというと、私は新しいものをどんどん作っていく攻めのプロダクトマネジメントが得意なので、ブンブンさんのように守りも強いPdMに入っていただけて盤石感がマシマシになりました。
スマートバンクの好きなところ
自分は何回か転職経験があるので、入社初月って戸惑うことが多いんです。でもスマートバンク社では戸惑いが凄く少なくて、逆に会社の文化と自分の好みが合うなと感じる場面が多いです。 全部挙げたらキリがないので、3つに絞ってみます
N1を起点にプロダクトの方向性を決めていくところ
ドキュメントをしっかり残す文化が既にあるところ
周りを尊重・配慮できる人が多いところ
なので、非常に心地よく仕事ができていますし、上記3つをお好みな方にはめちゃくちゃオススメな会社です
デザイナー
春山 有由希(@yuki930)さん
ゆっきーさんは、SB社のファウンダーが以前に経営していたフリル(現 楽天ラクマ)を運営していたFablic社の1人目のデザイナーでもありました。
長年一緒にサービスを運営してきて、ラクマではデザインマネージャーの業務を私から引き継いだ相手でもあります。楽天を退任後、フリーランスとして2年ほど手伝っていただいた後、晴れてこの5月よりフルタイムメンバーとしてご入社いただきました。(どうしてもまた一緒に働きたかったので、お誘いし続けて来ていただきました😂)
ビジネスから、UI・ビジュアルデザイン・実装まで幅広い守備範囲と確かな実力だけでなく「人望の塊」とも言えるお人柄が最高なお方です。これまでは外部パートナーとして主に、LPやマーケティング関連の業務をお願いしてきましたが、今後は内部でデザインチームをまるっとお任せしていきたいなと思っています。
スマートバンクの好きなところ
仕事を通じて誰かの役に立っている実感が得られるところと、日々何かしら新しい学びが得られるところが特に好きです!
自分の領域に閉じない、誰かが困っていることがあればさっと手を貸す、良いことがあれば讃えあう、個人の良い動きがあればすぐにそれをチームに取り入れてよりよくする、というようなことをみんなが自然体でやっているので、日々刺激を受けながら楽しく働いています。
福嶋 暸 (@putchom)さん
putchomさんは、GMOペパボ株式会社でSUZURIのデザインリードや共通基盤デザインシステムInhouseの設計を担当し、2022年のFigmaのグローバルカンファレンスConfigでも登壇されていたデザイナーです。
2022年9月にスマートバンクに入社し、現在はB/43のプロダクトデザインやデザインシステムの設計を担当されています。私が初対面で「テトリスの長い棒がきた」と感じるほどに、スマートバンクに足りなかった能力を補完してくださっています。
整然としたデザインシステムを構築しつつ、プライベートで作った「餅つきオンライン」といったお年賀サービスがTwitterのハッシュタグ1位になるなど、豊富なユーモアをプロダクトに転換することができるのも凄いなと思っており、両利きのクリエイターとして尊敬しております。
スマートバンクの好きなところ
プロダクト面で言うと、生きてたら絶対に使うお金に関するプロダクトが本当に欲しい形で作れるところ。
カルチャー面でいうと、バリューにある「Super Ownership」の通り、全員が率先して物事をもっとよくしていこうという姿勢が強いところ。これは裏を返せば、自分が何かをやろうとしたときにもメンバーが積極的にフォローしてくれる「Super Followership」的な側面もあって、すごく助かっています。
何かにどんどんチャレンジしていきたい人にはとてもおすすめです。
いまはフルタイムのデザイナーは、私以外にゆっきーさんとputchomさんの2名なのですが、強力な3名のパートナーの方々がさながらフルタイムのメンバーの様に、ワンチームで活動してくださっています。
OH 割石 裕太(@wariemon)さん
通称わりえもんさんです。様々な企業やサービスのBI/CIのお仕事をされているので、制作物を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。彼もFablic社の元メンバーで、パートナーとしてSB社に再集結してくれました。
主に、リニューアル予定の新B/43カード、封筒や台紙のデザインを担当していただいています。また今後もプロダクトやコーポレートのBI/CIについてパートナーとしてアドバイスをいただく予定です。
わりえもんさんがいることで、B/43のビジュアルデザインレベルが2段階くらい引き上がっているのですが、手を動かしてくれるだけではなく的確なレビューをいただけることで、他のメンバーの成果物のクオリティをも高めてくれているのも頼もしすぎます。
また、wariemonさんのあまり知られていない凄いところは、複雑なことをシンプルに伝える能力の高さです。小難しい言葉が羅列したページを見て「こういうことですか?」と翻案してくれた内容を見ると、驚くほど伝わりやすくなっていてびっくりします。
その「目」と「言語化能力」欲しすぎる…といつも思いながら一緒に仕事をしています。
スマートバンクの好きなところ
実家のような安心感と、お互いへの信頼がしっかりあること。
Fablic時代から変わらず、ユーザーに向き合い、ユーザーの抱える根本的課題に対し、強い意志を持って事業に取り組んでいるからこそ、描くべきものが明確にあり、デザインしがいがあるところも変わらず好きなポイントです。
Noti Inc. 村田 智(@murata_s)さん
村田さんは、元はてな社で複数のプロダクトを担当された後に、2021年にNoti社として独立されたデザイナーさんです。PdM森口さんの元同僚でもあり、ご縁があって参画いただきました。主にアプリのUIデザインを担当していただいております。
「B/43」は機能が多く、ドメイン知識も多く必要な複雑なプロダクトなので、フルタイムでもなかなかお任せすることが難しいと思っていたのですが、様々な面で整合性を取りながら使いやすいデザインをご提案いただいており、非常に助かっております。間違いなく凄腕です。
スマートバンクの好きなところ
いろんなものがちょうどいいです。たくさんのユーザーの声と向きあって進むべき方向を見極めるプロセスも、スピードが求められるシチュエーションでも細部までこだわるものづくりの姿勢も、カジュアルでありながらも適度に緊張感のあるコミュニケーションも。表面のシンプルさとは対照的にパズルを解くような思考が求められる現場ですが、このような環境があるおかげで、やるべきことに集中して取り組めています。
KRAFTS&Co. 倉光 美和(@transitkix)さん
最近までクックパッドのデザイン戦略部部長をされていた、KRAFTS&Co.倉光さんにも、この6月から参画いただいています。「不確実性とダンスするデザイン組織づくり」を自社サイトに掲げられているように、弊社でもデザイン組織の支援に取り組んでいただきつつ、サービスのデザインにも携わっていただく予定です。
余談ですが、倉光さんとはFablic時代にクックパッドとの合同勉強会を企画開催していた頃から、かれこれ 6年以上のお付き合いになります。「いつか一緒に働きたいな..」という風に思っていましたが、実現できて嬉しく思っております。
takejuneと一緒にお話しているポッドキャストはこちら。
スマートバンクの好きなところ
CXOが無邪気。建前ではなく、本当にデザイン・ビジネス・テクノロジーが三権分立しているチームだと日々感じています。入るなら今だ!
新メンバーを募集中!
まだ組織の規模が小さいこともあり、フルタイムのメンバーは確かな実力と、背中を預けられる人間性を併せ持ったメンバーが集っていると感じておりますが、まだまだ人数が足りないので引き続き積極採用中です。
コーポレートサイトで採用をオープンにしておりますし、各メンバーのMeetyもありますのでお気軽にご応募いただけると嬉しいです!シニアな方だけでなく、ジュニアなメンバーも少しずつ採用していきたいと思っています。
また、パートナーとして関わっていただいているのは、僕やメンバーがこれまで一緒にお仕事をしてきて「いつかまた一緒に働きたいな」と思っていた方々なので、こうした形でお迎えできていることを嬉しく思っています。
今後も事業が拡大していく中で、様々な方とコラボレーションしながら、最高のプロダクトデザインチームを作っていきたいと思っております。クリエイターの皆様、またぜひお声掛けさせてください。
今後もスマートバンク社のプロダクトデザインチームの情報を発信していきますので、ご期待ください!