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B/43を運営する株式会社スマートバンクのメンバーによるブログです

第二新卒で入社して1.5年。エンジニアの成長機会・環境をUXリサーチャーが聞いてみた!

こんにちは!スマートバンクでUXリサーチャーをしているmaayaです。

スマートバンクでは、様々な分野で活躍されてるメンバーが揃っており、4月に入社してから毎日が学びに満ちています。 リサーチャーはチーム横断で様々な方と協業するので、他職種の幅広い視点や、これまでの経験を深く理解することで、良いリサーチ活動につながると考えています。

そこで、入社時にはRubyのご経験がほぼなかったものの、1.5年経った現在は新機能のリリースを単独で導き、プロジェクトの課題解決フェーズもリードされるなど、日々活躍されているhiroteaさんにスマートバンクでの成長機会と環境について、お話を伺いました! (入社したての私にとっても、胸が熱くなるエピソードが満載でした。)

今回のブログでは、hiroteaさんの成長のストーリーを辿りながら、スマートバンクでのエンジニアリングの魅力や挑戦について深掘りしていきます。

入社時について

── まずは自己紹介をお願いします。

サーバーサイドエンジニアをしているhiroteaです。

2021年4月に新卒で大手人材会社に入社し、Node.js + Vue.jsでtoB向けWebサービスの開発を担当していました。大学は生物学系で、プログラミングはほぼ独学でした。

── スマートバンクに入社した理由を教えてください。

2022年8月に前職の先輩であるUXリサーチャーのHarokaさんのリファラルで正社員として入社しました。お声がけいただいたのは2022年初めで、内定は5月頃にいただきました。

── 応募〜入社当時のスキルセットについて教えてください。

Rubyの実務経験はほぼなく、スマートバンクの採用試験のためにRailsの本を読んで勉強しました。当時の選考フローでは第二新卒の採用枠は1人目でした。*1

── 採用試験を受けられた当時の想いを教えてください。

CTOのyutaさんから直々にご連絡いただき、「ぜひよろしくお願いします!!」という言葉しか出てこないくらい緊張していたのを覚えています。その後もyutaさんには手厚くサポートいただきました。

当時社員は25名ほどで「ある程度自走してもらいたい」とも言われており、「精鋭の凄腕エンジニアがゴリゴリと走っていて、サポートは得られないと思うので、自分で頑張らないと…」と覚悟していました。

スマートバンクでの最初の挑戦

── 入社直後のプロジェクトやタスクについて教えてください。最初に取り組んだ課題は何でしたか?

最初は、採用課題で自分で作ったRailsのサービスを直す研修を行いました。(株式会社万葉のカリキュラムを流用させていただいてます。) その後、期限内に終わっていないチケットをリファクタし、mitaniさんにレビューをいただきました。いまだに「よく合格したな…」と思うレベルだったと思います…(笑)

また、「カード決済業務のすべて: ペイメントサ-ビスの仕組みとルール」という本を教えていただき、「これから俺はこういう業界に行くんだ」と思えましたし、その後のオンボーディングの理解がスムーズになる良本でした。

続いて、Good First Issueとしてミニマムな改修タスクを徐々に担当し、ドメイン知識を身につけていきました。

入社4ヶ月くらいから、B/43プラスのプロジェクトにジョインし、ohbaryeさんやuribouさんにメンターになっていただきました。

── プロジェクトにジョインされてから、どのようにスキルを身につけましたか?

前職ではWebサービスでフロント側も自分で作っていましたが、B/43ではモバイルアプリ向けのバックエンドのAPI開発がメイン業務だったため、モバイル側とどうやって擦り合わせてWeb APIを設計するかを学びました。1人のエンジニアとしてPMのBNBNさんとどう進めていくかが、とても学びになりました。先輩がPMとすり合わせしているのを見て、「こういったタイミングですり合わせるのか」と学びました。

── チームのサポートはどのような雰囲気でしたか?

入社前に感じていた緊張とは異なり、チーム全体が「1人前になれるようにサポートしよう」という空気を感じ「こんなに丁寧に面倒見てくれるんだ…」と思いました。 反面、「早く1人前にならないと」とも受け取り、よりスキルアップせねばと思いました。 23年の夏にB/43プラスがリリースされて、その後の仕様はサポートなしで、1人でイチから決めることになりました。 先輩方のこれまでの動きを参考に、どこまで1人でやるのか、どこから先輩にサポートしてもらうのかのバランスの取り方・判断がしやすく、主体的に動けるようになったことを実感しました。

── 着実に成長される中で、苦戦されたエピソードはありますか?

どうやってコードを読むか、見積もりするか、コードを書くだけでなく、設計してプロジェクトを回すところに苦戦しました。決済はお金を扱うシステムの実装なので、慎重にやらなければいけないことがたくさんあり、実装レベルのドメイン知識を学び続けないといけないのが最初は大変でした。

「全部自分でやらなきゃ」と心理負荷が高い状態ではなく、メンターの方達の誰かに聞いたら必ず教えてもらえる環境だったのがとても良かったです。

成長の過程と課題解決

── 課題解決に取り組んだ具体的な事例を教えてください。

2023年末から、PMと決めた仕様を実装に落とし、スケジュールを決め、モバイル側のエンジニアと話して、issueチケットを切って、実装して…というのを1人でやっていきました。これは今も難しいなと感じていることですが、どのタイミングで、このドメイン知識を持ってる人に相談するかの線引きが難しかったです。

MTGなど適切なタイミングで、先輩に実装の見極めに関する相談を差し込む必要がある中で「1人前として頑張りなさい」というポジティブなプレッシャーも感じ、自分の中で推進力を感じられる経験となりました。 今までは「先輩がなんとかしてくれる」がありましたが、「自分がやらないといけない」という変化で、マインドセットがガラッと変わりました。 自分の意思決定がプロダクトに影響しているプレッシャーや不安はありましたが、先輩にレビューを通して相談したりしながら進行していきました。

── マインドセットが変わっていく中、先輩からの印象的なアドバイスはありますか?

たくさんあります!1つに絞って紹介するなら….godgardenさんからの

自分がやれます!って顔をしておくべき。やれるから任せてくださいって顔をしないと、他のメンバーが不安になるので、もっと自信を持った方がいい

というアドバイスがとても印象的でした。

── めちゃくちゃいいアドバイスですね….!そこから今にかけて、自信を持てるようになったエピソードを教えてください。

1人チームでリリースまで持ち込めたのが大きかったです。今までは「なんだかんだ俺いなくてもなんとかなる」と思っていましたが、それがなくなった時は自信になりました

もうジュニアではなく、1人前でやらないといけない。育成枠ではなく、能動的にバリューを出していき、チームを引っ張っていかないといけない。周囲から期待されている部分も変わってきていると感じています

Kaigi on Rails登壇

── Kaigi on Railsでの登壇について、当時の想いを教えてください。

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「なんか通っちゃった…!」と思いました。元々「出してみたい!」という気持ちがあって、メンターの方達にネタ出し会やレビューをしてもらっていました。裏話として、2本プロポーザルを出して、丁寧にレビューいただいた方ではない方が通って焦りました(他の登壇者の方と内容が重複していたのが理由だと思っています)

進める中で常に「こんなの出して意味あるんですかね….」という気持ちがありました。

その時にohbaryeさんから「意味があるか、面白いかは、聞き手が決めることだから、気にしなくていい。やったことを淡々と書いてください」とアドバイスをもらいました。 登壇する直前まで「この内容で大丈夫かな」と不安は胸にありましたが、メンターの方々が「内容面白いし意味があるから、自信持っていいよ」とずっと励ましてくれて、とても嬉しかったです。

── 登壇経験は、どのような影響がありましたか?

自分がずっとRails未経験で下っ端だった中で、登壇できたことで「自分も頑張れば、このラインに立てるんだ」という自信につながりました。ずっとお世話になっているmitaniさん、ohbaryeさんと同じ場で登壇できたのもとてもいい思い出です。

また、登壇準備と他のプロジェクトのタスクがかぶって、周りに仕事の進め方を心配されたのですが、自分の限界を理解して、タスクを調整する経験はとても勉強になりました。

── 今年のRubyKaigiのご参加はいかがでしたか?

今回は登壇メンバーのサポートができたのがいい経験でしたし、いつか自分も登壇者として立ちたい!という気持ちが湧き上がりました。

2022年入社直後に、yutaさんから「RubyKaigiあるからいってごらん」っと言っていただいたのですが、他メンバーの都合がつかず、自分1人で行きました。当時は、Rubyのことよくわからない….ただ、自分から周りに話しかけることはできる!と思い、知り合い作りを頑張りました。そこから今年の登壇内容は「ちょっとわかるところが増えてきた」点と、知り合いがいるコミュニティなので親近感も湧く変化を感じられたのが嬉しかったです。

今後の展望

── これからスマートバンクで達成したい目標や、挑戦してみたいプロジェクトは何ですか?

先輩方と同じように「この領域ならhiroteaに任せられる」と思ってもらえる範囲を増やし、プロダクトで他のエンジニアをリードできる存在になりたいです。

また年齢としては若手枠なので、臆せずどんどん発言し、チャレンジしていきたいです。

── スマートバンクで働くことで得られる最大の魅力や成長ポイントは何ですか?

エンジニアの人たちがそれぞれ多方向にアンテナを張っているので、様々なエキスパートの方達からお話を聞けるのが、今でもすごいと思っています。RubyKaigiに登壇されるくらい技術面に強い人、Fintech業界の知識が強い人、そういった方達の中で働けるのは刺激になるし、知りたいと思ったことはいつでも聞ける環境であることをめちゃくちゃ実感してます。

また、裁量持ってチャレンジさせてもらえることも魅力です。裏を返せば「失敗すれば会社への影響が高い」ということでもあり、その責任感が成長につながる。だからこそ頑張らないといけないモチベーションが継続しています。

── これからスマートバンクに入社を考えている人たちに向けて、どんなメッセージを伝えたいですか?

「ゴリゴリのFintechで少数精鋭の環境」というイメージが強いかもしれませんが、実態は非常にサポートが手厚く、職種の域を超えて、助け合う文化があります。

Slackで「わからないです!」と言えば必ず拾ってくれますし、1人で取り残されることは絶対にないです!

個人チャンネルだと勘違いして、#dev チャンネルにキャッチアップ内容を書き流した時に先輩たちが優しくフォローしてくれるシーン*2

あとがき

スマートバンクでのエンジニアリングの魅力や挑戦について深掘りさせていきましたが、いかがでしたでしょうか。hiroteaさんのように、日々挑戦し、結果を出し続けるストイックな姿勢、周囲の先輩方からのあたたかいアドバイスは、どのような職種でも大いに参考になると感じました。

スマートバンクでは、現時点の技術スキルだけではなく、プロダクト志向や課題解決の熱意を重視し、様々なエンジニアが大いに成長・活躍できる環境が整っています。

この記事を読んで、少しでも興味を持ってくださった方がいらっしゃれば、お気軽にカジュアル面談にお越しください!

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*1:現在は選考フローが変わっております。

*2:画像中の記事は https://blog.studysapuri.jp/entry/2018/11/14/working-out-loud

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