はじめまして。2024/4/1に入社したUXリサーチャーのmaayaです。
この記事に興味を持っていただき、ありがとうございます!
記事の内容
スマートバンクは「人々が本当に欲しかったものをつくる」のパーパスの通り、創業者をはじめ、UXリサーチャーのHarokaさん、リサーチャー以外の職種の方々も、Think N1のバリューを掲げ、定性・定量のかけ合わせでリサーチの効果を思う存分、発揮している企業です。
今後のリサーチチームの体制強化のため、4月に行った以下の取り組みについて書いていきます。
オンボーディングで「だれでも1on1」という制度を通して、各チームリーダー7名に伺った今後のリサーチチームに寄せる期待
それを元にリサーチチームの活動方針を策定
自己紹介
前職ではGMOペパボでECサイト構築サービスのプロダクトデザインをしていました。 サービスのリサーチ活動(業務体験リサーチなど)を行いつつ、全社に対して組織的なリサーチ活用のための体制・仕組みづくりに取り組んでいました。
1人目UXリサーチャーのHarokaさんとはリサーチイベントで知り合い、2人目募集開始について教えていただき、SmartBankの魅力に惹かれて選考に進みました。諸々のタイミングが重なり、強いご縁を感じています。
駆け抜けたオンボーディング1ヶ月
みなさんはスマートバンクにどんなイメージを持っていらっしゃいますか?
私の場合、一言で表すなら「強い」でした。
元々スマートバンクの発信を参考にしていたので、惹かれたエピソードを語り始めたくなってしまうのですが、リサーチに関する強さを端的に表現するなら「2023年のインタビュー本数は208本」がインパクトとして伝わりやすいでしょうか。
さらにスタートアップ企業が、2人目のUXリサーチャー募集すること自体が、スマートバンクの唯一無二のカルチャーとHarokaさんのこれまでのご活躍を物語っていると感じています。
私としては、プロダクトデザイナーからUXリサーチャーへの職種チェンジもあり、
- 「即戦力として貢献できるのだろうか….」という不安 (これはHarokaさんに「キャッチアップしておくといいこと」を入社前からしつこく聞いて、優しく教えていただきました…笑)
- 「リサーチャーとして思い切りユーザーにポジティブな変化を届けたい」という前向きな気持ち
両方を抱えて入社日を迎えました。
スタートアップの激流を覚悟していましたが、心地よいスピード感を保ちつつ、Harokaさんが大変丁寧にオンボーディングをしてくださったので、とても感謝しています。
具体的なオンボーディング内容は、
チーム横断の職種のため、全施策のMTG参加(もちろんオンボーディング後も継続)
「Good First Issue」制度
- Harokaさんと毎日30分間「よもやま」タイム
- ドキュメント「リサーチチームの歩み方」
- Harokaさんが受け入れ視点で記事を書いてくださってるので、よろしければお読みください!(圧巻のホスピタリティの高さに感謝しかありません)
などなど、ご紹介したい事例がいくつもあるのですが、この記事では「だれでも1on1」の取り組みを書いていきます。
だれでも1on1とは?
社内の説明文を引用します。
だれでも1on1は社員同士でやりたいときにやる突発型1on1です
雑談のきっかけを作って、社員間コミュニケーションを増やしたりB/43や会社についての話をします
だれでも1on1のメリット
- フランクに対戦して仲良くなれる
- 自分が関わっていないプロジェクトなどについて知れる
- 仕事のテクニックやコツを聞くきっかけになる
「お時間いただけないですか…」の頼みやすさが、仕組みで担保されていますね。 また、議事録が公開されていることがバリューの1つであるBeOpenをしっかり体現されています。
皆さん歓迎ムードで親切に話してくださり、スマートバンクならではの素晴らしいカルチャーを実感しました。ありがたい限り…!
今回のだれでも1on1の目的
前提として、スマートバンクでは、リサーチャーだけでなく、チーム一丸となってリサーチを進行しています。
今回のだれでも1on1では、以下の2つを目的として、各チームリーダー7名にヒアリングさせていただきました。
- オンボーディングの一環として、チームのプロジェクト概要 / 状況 / 今後の方針を教えていただく(Harokaさんにアドバイスいただき、ご挨拶も含めて各チームリーダー直々にお話するお時間をいただきました)
- 今後のリサーチチームに寄せる期待を伺い、リサーチチーム目標・方針決めのヒントをいただく(せっかくお時間いただくので、インナーリサーチも兼ねて、共通質問をねってお伺いしました)
チームリーダーに伺ったリサーチに対する想い
チームリーダー7名に伺ったお話の中から、今期のリサーチチームの方針決めのヒントにさせていただいたメイントピックをそれぞれご紹介します。
まずは、これまでのリサーチGoodエピソード
- 前職では専任のリサーチャーがいなかったので、専門職の方がいることがとても心強い
- 新規事業プロジェクトなど、不確実性高い案件でも、「自分たちが作れるもの」ではなく、「ユーザーが欲しかったもの」だと自信を持って意思決定できた
- 先回って情報をキャッチし、伴走してくれたのでスピード感を持って進行できた
リサーチャーに求める役割
- ユーザーの思考メカニズムを掴む
- 運営側の思い込みを正し、ユーザーの視点を適切に得る
- 専門家として、一次データに対する読み解き・分析
今後のリサーチチームに寄せる期待
- プロダクトとマーケティングのリサーチをそれぞれ双方向で活かし、サービスに反映する
- リサーチデータをより可視化し、チーム全体の共通認識を適切に繋げる
- 「Harokaさん2人分」ではなく、それぞれ持っている強みを活かし、「Harokaさん1人では成し得なかったこと」を実現し、チームとしてできることをスケールする
やりたいことは山ほど浮かびますが、直接お話を伺うことで、進めるべきアクションの優先順位が整理されました。
今後のリサーチチームの方針
だれでも1on1で伺ったヒントを元に、Harokaさんと今期のチーム目標や方向性を策定しました。
具体内容は、今後実現しながら発信していきたいと考えております。
寄せていただいた期待を速で実現するため、Harokaさんの素晴らしい立ち振る舞いや事業推進力を積極的にトレースし、強みを増やしていきたいと思います!
また、チームをスケールするために「自身の強み」を改めて考える機会にもなりました。
現時点で提供できるものとして、前職で評価いただいた情報整理力と可視化を活かし、バリューの1つであるSuper Ownershipの心意気で、リサーチデータの可視化など、着実にアクションを進めていきたいと思います。
(宣言して、より火をつけるスタイル)
2024/5/18 RESEARCH Conferenceのポスターセッションでお話しましょう
日本発のリサーチカンファレンス(2024/5/18.土)のポスターセッション枠で、SmartBank Research Culture Bookについて発表します。
私もHarokaさんと一緒に参加させていただくので、会場に来られる方はぜひお話しましょう!
最後に
たった1ヶ月間とはいえ、社内の色々なことが見えてくる期間だと思います。
「入社前に抱いていたイメージ」と「入社後に感じた実態」にギャップがないことに感動している日々です。
「人の心を動かすのは熱」だと思っているので、現時点の熱意を持ったまま、これから走り続けたいと思います。
勢いとあたたかさを兼ね備えたスマートバンクで「人々が本当に欲しかったもの」を一緒に作りませんか? カジュアル面談も受け付けていますので、迷った方はぜひお気軽にご応募ください!
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。