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B/43を運営するSmartBank社のメンバーによるブログです

ストア評価4.5!「あたりまえ」を考えたらApp Storeの評価が大きく改善しました

こんにちは。
プロダクトマネージャーのmoretです。

先日リリースした「B/43」のiOSアプリでStoreKitを利用してアプリを評価してもらうためのダイアログを表示する変更を行いました。

"B/43"はいかがですか?

ストア評価が4.5、評価回数も10倍に!

このリリース以後、App Storeで「B/43」アプリに対するユーザーからの評価が2週間ほどで3.9点から4.5点まで上昇しました。また点数だけでなく評価の回数も大幅に増加しており、週あたりの評価回数はおよそ10回→100回+となっています。

10月20日のリリース以降に数値が急進

今回のリリースではアプリ自体の利便性が上がったわけではなく、これまで評価してくれなかったユーザーが評価してくれるようになったことでストアの評価点が上昇しました。利便性に変化がないためユーザーの満足度自体は変化していないだろうと考えるとこれまでのストア評価は実際のユーザー満足度を反映していなかったと言えます。同様に考えると、ひょっとすると世の中のアプリの多くは「過小に評価」されてしまっているかもしれません。 このエントリーでは今回の施策にあたって気をつけたことを整理しました。良いアプリ、良いサービスがしっかりとユーザーに届くように、このエントリーが参考になればと思います。

「あたりまえ」は評価されない

家族にご飯を作ってもらう、掃除をしてもらう、自分が起きたときにはゴミ出しが済んでいる。こうした毎日の行動に対してそのたび感謝の言葉は伝えられていますか?残念なことに、日々のこうした行為は日常行為だからこそ当然のものとして見過ごされることも多いです。

一方で当然のものに不在を感じる時、大きく違和感を覚えることがあります。手にとったボールペンのインクが出ない時「くっそー」と何度なったことでしょうか。

スマートフォンアプリの評価にも同様のことが言えます。アプリの価値をしっかり提供できている時、ほとんどのユーザーはストアに評価やレビューをわざわざ投稿しないです。 一方でサービスに障害があったり、オペレーションの不全によってユーザーが不満をもってしまうとネガティブなフィードバックが集中してしまうことがあります。

アプリストアはアプリでの体験から少しの距離があります。ユーザーがアプリの評価をするためにアプリストアへわざわざ来てくれるということは、何かしら(おそらくはネガティブな)強いモチベーションが必要となります。

アプリストアでは 低い評価は集まりやすく、高い評価は集まりにくい 性質があります。

満足する瞬間にアプリを評価してもらう

上記の通り、サービスに満足しているユーザーがアプリを評価してくれることは少ないです。 こうしたユーザーに評価をしてもらうために今回の実装にあたって気をつけたことが2点ありました。

  • ダイアログの表示に際してアプリを利用する目的を邪魔しない
  • ダイアログはユーザーが満足した直後に表示する

アプリを利用する目的を邪魔しない

満足したユーザーにアプリを評価してもらうためには、まずユーザーの邪魔をしないことが前提となります。評価数を増やすためにはダイアログをなるべく多くのユーザーに表示することが重要です。しかしダイアログはユーザー操作の中断を強いるインターフェースのため、表示するタイミングによってはユーザーの反感をかってしまいます。本末転倒な施策とならないよう、ダイアログの表示に際してユーザーの利用目的を邪魔しないことを重視しました。 「利用目的を邪魔しない」ことは言い換えると「目的を達成した直後」にダイアログを表示するのがベストなタイミングです。

「B/43」はカード決済を通じて家計管理をかんたんに行ってもらうためのサービスです。ユーザーは「B/43」アプリでプリペイドカードの入金や予算の管理を行います。こうした行動の直後にダイアログを表示するようにしました。

目的の操作を中断しないように表示したい

ユーザーが満足した後に表示...できないこともある

「アプリの利用目的達成 = ユーザーの満足」この式はいつでも成り立つわけではありません。 「B/43」では決済のためにカードを提供しており、アプリの「外」でもユーザー行動が発生します。そのため、カードを利用しての買い物をユーザーが最も満足する瞬間の一つと考えています。 今回の施策にあたって悩んだポイントとして、決済が完了した後にもユーザーにアプリの評価をしてもらえないかということでした。しかし買い物中や買い物の直後にアプリを起動することは想定しづらく、また買い物後の次のアプリ起動時に評価ダイアログを表示することも不適切なタイミングと判断したため、採用には至りませんでした。

まとめ: 「あたりまえ」に動作すること

開発チームの尽力によって「B/43」は安定的に動作しています。今回の施策でストア評価が大きく上昇した背景としてアプリの潜在的な満足度が大きかったことに加えアプリに目立った不満が少なかったことが言えると思います。 ユーザーがアプリを利用してくれるということは、ユーザーはそのアプリに対して「目的を叶えること」を期待しているはずです。そして、期待に応えてくれることをユーザーは「あたりまえ」と考えています。 もしあなたのアプリ評価が低い場合はまずユーザーに満足してもらう価値提供を行い、クラッシュなど不具合が多い場合はその問題を解決すべきだと考えています。ユーザーが「あたりまえ」と期待していることに「あたりまえ」に応えられるようにしてください。今回の施策はストア評価をアプリの実力以上におし上げるためのハックでなく、アプリに対して適切な評価を受けるためのテクニックと捉えてもらえると嬉しいです。

評価が300以上も増えました

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