こんにちは、nyancoです。スマートバンクはRubyKaigi 2024に協賛します！！

RubyKaigiとは

RubyKaigi は、プログラミング⾔語 Ruby に関する世界最⼤級の国際カンファレンスです。最先端の技術セッションの数々が披露されるプログラマーズカンファレンスとして、またRuby の処理系⾃体の開発者を集めて議論を促進するエンジンとして、さらに、英語・⽇本語を公⽤語とした世界的な Ruby コミュニティの交流のハブとしても、⼤きな役割を担っています。（スポンサー募集要項より抜粋）

公式サイト：https://rubykaigi.org/2024/
日時：2024年5月15日（水）〜5月17日（木）
場所：那覇文化芸術劇場なはーと（沖縄県那覇市）

Rubyとスマートバンク

CTOのyutaに今回のスポンサーについてコメントをいただきました！

B/43ではサービスリリース当初からRubyを活用して開発を進めて参りました。決済処理や勘定系基盤などFintechシステムを支える多くの機能をRubyを採用して開発しております。

私の個人活動として地域.rbのオーガナイザーなどを行ってきましたが、今後は会社をあげてRubyコミュニティの発展に貢献もしていきたいと思っており、歴史ある技術カンファレンスであるRubyKaigiにスポンサードさせていただきました。また、単なるスポンサー活動に留まらず、登壇や技術的な知見の共有も含めて、コミュニティを盛り上げたいと考えており、今回のカンファレンスに弊社から2名登壇させていただく予定です。ご参加の際は是非聞いてもらえると嬉しく思います。

Hydration Sponsor（仮名称）です

つまり、会場でお飲み物を提供できればと思っています！3日間あるRubyKaigi中の休憩や参加者同士の交流の場の提供のために現在鋭意企画中です！

登壇者がふたりいます！

スマートバンクからohbaryeとosyoyuのふたりが登壇します！登壇内容について詳しくは直前のブログでご紹介できればと思いますが、今回はふたりから登壇の意気込みを預かりました。

ohbarye

こんにちは、ohbaryeです。このたびは私が長年憧れていたRubyKaigiに登壇する機会をいただき誠に光栄に思います。Accept通知をもらった時は本当に鼓動が速くなりました。

ところで皆さんはRuby 3.0から導入されたRactorを使われていますか？思いつくユースケースはそこそこあるものの、優れたRubyのエコシステムにおいては既存の資産を使うことが多く、なかなか機会がないなと思っています。

今回の発表では「property based testingがRactorの優れたユースケースになりうるのではないか」という提案をします。property based testingとは、具体的な期待出力の代わりに入力と出力の間に成り立つ関係を与え、テストケースを自動で大量生成して実行する手法です。まさに個々に独立した実行単位を大量に並列実行する用途でRactorにうってつけだと考えております。

私が開発しているRactorを前提としたproperty based testingツールの紹介や実装の解説を経て、皆さんと共により良いテストや並行並列処理について考える機会を持てたらと楽しみにしています。