2025/1/18に開催された東京Ruby会議12に株式会社スマートバンクはSilver Sponsorとして協賛しました。 株式会社スマートバンクからは 8人が登壇、参加、運営と様々な形でイベントに関わりました。メンバー全員でレポートをお届けします!
本編に登壇 moznion
“Simple組み合わせ村から大都会Railsにやってきた俺は” というタイトルで一席打たせていただきました。
先程 #tokyorubykaigi にて発表した「Simple組み合わせ村から大都会Railsにやってきた俺は」の資料をアップロードしました https://t.co/bZyF7LGmmI
— moznion (@moznion) 2025年1月18日
昨年の6月に株式会社スマートバンクに入社して以降、実際にエンドユーザーが存在する商用のRails Appを書くようになり、その過程でRailsの「必要なものは何でもある感覚」に一種の都会感を感じつつ日々を過ごしていました。それと平行してこれまでに慣れ親しんできた「Simpleなパーツを組み合わせてワンオフのアプリを作る」というスタイルとの差や、それぞれの優れている点について思索を巡らせることが多くなりました。
そうした中から、様々な観点から比較・検討・評価を自分なりに一定上手くできたのでは良かったと思う一方でもう少しopinionatedな結論でも良かったかもしれないなと少し反省しておりましたが、発表後に会場の廊下や懇親会で「面白かったよ」とお声をかけていただき、そこから色々な議論ができたのは非常に嬉しかったです。
大きめなRubyコミュニティのイベントでの登壇は初でしたが、非常に楽しかったです!
前夜祭第二部に登壇 ohbarye
"Git scrapingで始める継続的なデータ追跡" というタイトルでサクッと10分話させてもらいました。
東京Ruby会議12で発表した "Git scrapingで始める継続的なデータ追跡" のスライドです!https://t.co/N9TuMBoCAq #tokyorubykaigi
— ohbarye (@ohbarye) 2025年1月17日
Git scrapingは「さらっと書いたスクレイピングスクリプトをGitHub Actionsで定期実行し、diffがあったら自動コミットする」ことで、自分が追跡したいデータを収集する便利な仕組みです。

内容自体は小ネタでしたが、「自分も似たようなことずっとやってたけど名前あったのね」「DuckDB気になってたわ」「最近はJavaScript必須なサイトも多いからPraywright版作ってみた」等の反応をいただけたて大満足。
翌日の本編は発表がないので気負わずに参加することができ、イベントを終日たいへん満喫いたしました。
Regional.rb and the Tokyo Metropolis yutadayo
地域Rubyのオーガナイザーが一同に集まる会は今まで無かったので、こういった場を設定いただけて、大変嬉しかったです。各Rubyコミュニティの運営方針や実態なども伺うことができて、参考になったのと、会場の方からもコミュニティを立ち上げていきたいという声もあったので、カンファレンス自体が良い影響を生んでいて、とても良いなと思いました。Gotanda.rb も継続して良いコミュニティにしていけるように頑張りたいと思います!

前夜祭 第一部でワークショップ開催 koshiba
hiroteaとkurisuと一緒にクリエイティブコーディングのワークショップをさせてもらいました!
約30人の参加者と基本的なクリエイティブコーディングの仕組みをハンズオン形式でやって、あとは各自の好きなものを作るサポートをする構成で行いました。限られた時間の中でしたが、みなさん初めてとは思えない個性あふれる力作揃いで感動しました。自分の好きなことをこういった形で体験してもらえるもとても楽しかったです。普段作品作っているだけでは得られないパワーをいただきました!
ワークショップで使用した資料を公開しているので、参加できなかった方もチャレンジしてもらえれば嬉しいです!(またどこかでワークショップやりたいですね)
気になったセッション mitani
tokujiros『ゼロからの、2Dレトロゲームエンジンの作り方』
ゲーム、こう言うコードを書けば動かせるのか!!と楽しく聞けたトークでした!前夜祭でクリエイティブコーディングのワークショップに参加していたこともあって、同じような仕組みで動いているところもありゲームも作ってみたくなりました!
yumu『Ruby×AWSで作る動画変換システム』
ハンドメイドECサービス「minne」における動画変換システムの裏側についてのトークでした!Active StorageとShoryukenをうまく組み合わせてサービスを構築しており、B/43でも画像を扱うことはあるので参考になりました!
なんとこの発表の後連絡を取ってShoryukenのアーカイブを解除してもらったとのこと。すごい。
LinkedinでPabloさんに連絡を取ったら、アーカイブを解除してくれたとのこと!!!
— yumu (@myumura3) 2025年1月19日
今こそ推しを推せる時に推す時!!!https://t.co/cmRtySzYl1
buty4649『mrubyでワンバイナリーなテキストフィルタツールを作った』
普段ログを漁ったりDockerを操作するのにawkを多用してますがRubyで書けるのはいいですね!できるだけ入力数を減らす工夫を凝らしていたり、Rubyがない環境でも実行できるようにしたりと、作者ならではのこだわりポイントが聞けて楽しかったです!rf使っていきたい!
地域カンファレンスに参加してみて kurisu
前夜祭、本編どちらもとても盛り上がっており、Rubyコミュニティの熱量をより感じることができました。
Rubyと暮らすというテーマのもと、業務というよりは、Ruby愛が溢れている発表が多い印象で、各セッションワクワクしながら聴いていました。 また、各地域rbにはそれぞれ独自の色があり、どこも楽しそうだったので、参加していきたいなと思いました!
おてつだいしました hirotea
こんにちは、hiroteaです。今回は同僚のosyoyuさんが実行委員長をされるということもあり、思い切ってヘルパーに挑戦してみました。
オーガナイザーの方々の気持ちや熱気を間近で感じながら、カンファレンスを楽しむことができ非常に良い経験になりました…!カンファレンスを運営するって本当にすごくて大変なことなんですよ…改めて…
微力ながら、暮らしの中のRubyの魅力を再発見するカンファレンスのお手伝いをできて良かったです!
実行委員長しました osyoyu
こんにちは osyoyu です。普段は株式会社スマートバンクでRubyを書いてます(本当ですよ)。

東京Ruby会議12の実行委員長を務めていました。カンファレンス全体のグランドデザインから細かいところの決定まで、たくさん仕事をしたつもりです。うっかり名乗り忘れましたが、OpeningやClosingでしゃべっていたのも私です。
今回、300人近くの方に来ていただき、本当にうれしく思います。自分はトークを聞いたり、会場を歩き回ったりしていましたが、どの空間も活気があふれていて、このカンファレンスを開いてよかったな…… とじんわり感じていました。
Rubyの新しい側面に触れたり、新しい地域コミュニティを始めてみようという “機運” がたくさん生まれていたのも、予想以上に “Effect” を生み出せたのかもな、と感慨深く思っています。
詳細な運営記録はまたどこかで公開すると思うので、楽しみにしていてください。今回ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました!!