こんにちは、普段はカスタマーサポートをしていますが、今日はスポンサー担当としてのnyancoです。
この記事はSmartBank Advent Calendar 2024の10日目の記事です。
きのうはプロダクトマネージャーinagakiさんの記事「「枯れた価値」のLLM思考 ~C向けプロダクトでのLLM活用の学びとコツ~」でした。
さて、今年もスマートバンクはいくつかのテックカンファレンスにスポンサーとして協賛させていただきました!
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初めてスポンサー活動を始めた昨年に比べて「B/43使ってます」や「イベントでみました」などの声をいただくことが多くなり、明らかに社名の認知があがっていることを実感できるようになってきたなあと感じているこのごろです。
最近、とある懇親会で「ところでなんでこんなにエンジニアを巻き込んで取り組めるの!?」といった質問をうけることがありました。もちろん私がすべてやっているわけじゃないのですが、いい機会なのでその理由を文章に残しておこうと思います。
こんな人に読んでほしいです
- スポンサー活動を通じて、認知を広げたいけど、なかなかうまくいってる感じがしない人
- 多くのエンジニアを巻き込んでスポンサー活動をやっていきたい人
1:そもそもスポンサーするのはエンジニアチームがコミュニティに貢献したいかどうかで決める
スマートバンクがテックカンファレンスのスポンサー活動を行う理由は複数ありますが、根底に「コミュニティへの貢献」が大きくあります。
ですので、技術広報などを担当する人が「このカンファレンス出すよ」と決めるのではなく「どのカンファレンスに自分たちは参加したいか」を聞いてそこからどれにスポンサーするかを決めていきます。
トークを聞いて業務に活かすこと、懇親会やブース出展で参加者と話すことも当然大事なのですが、特に「登壇したい」という意欲があるカンファレンスは優先してスポンサーをしています。
もちろん登壇したい!で絶対登壇できるわけじゃないのですが、もともとスポンサー活動をする前から「登壇すること」に対して非常に意欲的なメンバーが多くいて、これを最大限に会社としてバックアップできるのがスポンサー活動だと考えています。
なぜ多くの登壇者がいるのか、はohbaryeさんの資料にヒントがありそうです。
2:エンジニアチームがかかえる課題を解決するためにやることを決める
「コミュニティ貢献」が根底にはありますが、参加者が「企業を知る」きっかけにもなることから、「採用活動」と紐づけて考える企業も多いかと思います。もちろんいわゆる採用イベントではないので、直接的な採用活動をすることはないです。しかし、参加されてる方々がそのとき転職しようかな、と思っていなくても転職活動しようと思ったときに「第一想起に入る企業」であったり、スカウトを受けたときやエージェントさんに紹介されたときに「あ、あの会社か!」と思ってもらえるきっかけがテックカンファレンスにはあります。
…という前提をすり合わせた上取り組んでいるため、企画そのものを「自分たち(=エンジニアチーム)がどういう認知形成をしたいか」「どういう人と一緒に働きたいか」を踏まえて設計をしたり、発信をおこなうことを心がけており、私はその取りまとめを行うのが役目です。
3:継続できる範囲で取り組む
コミュニティは、人がいなくなればなくなってしまいます。弊社がお世話になっている技術が枯れないようにするには、継続的に支援し、貢献していくことが大事だと思っています。中途半端に取り組むことはリスペクトに欠けると思っているので、会社として継続的な関わりを持てる範囲で取り組むようにしています。
かける時間・人・お金、すべてにおいてそのときの組織規模でできる範囲で、やるなら徹底的にやる、をモットーにチームは動いています。
おまけ:個人的な思い
せっかくなので、個人的な話を少しだけ書くと、自分は職業としてエンジニアだったことは一度もありませんが、コミュニティに育てられて今があると思っています。はじめて当日お手伝いをしたのが2016年のRubyKaigiで、そのときにRailsGirlsをやるぞ!と決めて、そこから当時住んでいた京都で仲間が増えて今の自分がいます。自分はコミュニティ活動が好きで、それが現在スマートバンクで行っている技術広報・採用広報活動にもつながっていると思うので、自分なりに貢献できることをこれからも見つけてコミュニティを育てていきたいと思っています!
ということで、今日は弊社のスポンサー活動の本気の取り組み姿勢についてお話ししました。
一緒にやっていきたい!というエンジニアのみなさん是非お待ちしております。
イベントもやるので、お時間あるかたぜひお待ちしております!
明日はshimomuraさんです。お楽しみに!