こんにちは!2025年6月にサーバーサイドエンジニアとして入社しました、occhiです。
早いもので入社から約3ヶ月が経ち、日々の業務にも慣れてきたところです。今回は入社エントリーとして、これまでのキャリアやスマートバンクへの転職理由、入社後の所感について書いていきたいと思います。
これまでのキャリアについて
新卒で株式会社GA technologiesに入社し、イタンジ株式会社に出向して不動産賃貸のSaaSのバックエンドとフロントエンド開発に携わりました。ITANDI 賃貸管理 基幹システムセット(旧:イタンジ管理クラウド)という賃貸不動産業界向けの業務効率化サービスの立ち上げから関われたことは、プロダクト開発の醍醐味を知る良い経験でした。
その後、GMOビューティー株式会社にて美容クリニック向けSaaSの開発に従事しました。こちらでは主に技術的負債の解消や新規機能開発を担当し、レガシーなコードベースのリファクタリングや、ジョブ実行基盤のリアーキテクチャなどに取り組んでいました。
なぜ転職しようと思ったか
今回の転職活動において、私が重要視した軸は2つありました。
軸1. 踏み込んだプロダクト開発をしたい
これまでの業務では、toBのサービス開発が中心だったこともあり、エンドユーザーに対する解像度が低い状態で開発をしていました。仕様を実装することはできても、それが本当にユーザーにとって価値のあるものなのか、手応えを感じることが難しかったのです。
スマートバンクでは、私自身がワンバンクのユーザーであり、日々使っているプロダクトの開発に携われます。ユーザーとしての実体験を持って、より深い議論と開発ができることに魅力を感じました。
軸2. 高い技術力が求められる環境で戦ってみたい
これまで一般的なWebシステムの開発をある程度こなせるようになり、技術的な成長に物足りなさを感じていました。
Fintechという領域は、システムが複雑になりがちです。
レガシーなシステムとの繋ぎ込みや一貫性のない決済電文、国際基準や法令など順守するべき項目も多く、セキュリティやパフォーマンスにも配慮した高い技術力が求められます。
このような環境で自分の技術力を試し、さらに成長したいと考えました。
スマートバンクを知ったきっかけ
Kaigi on Rails 2024のスポンサーブースでスマートバンクを初めて知りました。Fintechということで複雑な技術スタックを想像していましたが、Railsをメインとしたシンプルなアーキテクチャで堅実に開発していることが印象的でした。
その後も技術系の情報収集をする中で、スマートバンクのTechブログをよく目にするようになり、技術的な知見の共有に積極的な会社だという印象を持ちました。実際に、技術的な課題解決や開発プロセスの改善について、オープンに情報発信している姿勢に惹かれていきました。
選考前・選考中にスマートバンクに惹かれたポイント
選考前にスマートバンクのコーポレートサイトを読み込み、Purposeである「人々が本当に欲しかったものをつくるために」 や Valueの「Think N1」 に強く共感しました。私がこれまで感じていた「ユーザーに対する解像度の低さ」という課題に対して、スマートバンクは真正面から向き合っている会社だと感じました。
選考プロセスも非常に印象的でした。一次面接、二次面接と進む中で、私のことを深く知ろうとしてくれる姿勢を強く感じました。特に二次面接では、事前に提出したエピソードをもとに2時間(1時間×2回)じっくりと話す時間があり、お互いのマッチングを真剣に考えていることが伝わってきました。
実は選考前にkoshibaさんのnoteの記事を読んでいて、選考の雰囲気をある程度把握していたのですが、実際に体験してみてブログで書かれていた通りの丁寧な選考プロセスで、より一層スマートバンクに魅力を感じました。
入社後感じたスマートバンクの良いところ
入社してまず感じたのは、Valueが単なるお題目ではなく、実際の業務に浸透していることです。
Be Open
Working Out Loud 文化が根付いていることに驚きました。Slackで思考過程や悩みをオープンに共有することで、自然と助け合いが生まれます。また、議論の履歴が全てテキストとして残るため、後から参加したメンバーでもコンテキストを理解しやすい環境です。
Think N1
職種を超えてユーザーインタビューに参加する機会があり、エンジニアであってもユーザーの声を直接聞ける環境があります。実際にユーザーが抱えている課題を深く理解した上で開発できることは、エンジニアとしても非常にやりがいを感じる部分です。
Super Ownership
Slackのpublicチャンネルで困り事を呟くと、すぐに誰かが助けてくれる文化があります。また「誰かやりたい人〜?」という呼びかけに対して、すぐに手が挙がる積極性も印象的です。全員が当事者意識を持って業務に取り組んでいることを日々感じています。
これからやっていくこと
現在はあとばらいチャージのグロースを担当する「借りるチーム」に所属してます。
借りるチームでは、単にお金を借りられるサービスを作るのではなく、自分のペースで安心して支払えるような体験設計を目指しています。 私自身新卒1年目から3年目まであとばらいサービスのヘビーユーザーであったこともあり、借りるという体験には深い関心があり、よりユーザーの目線になって開発することができる楽しさを感じつつ業務に取り組んでいます。
この体験を実現するために、ただ目の前の機能を作るのではなく、Think N1を体現してユーザーの課題を深く理解し、「人々が本当に欲しかったものを作る」ことに貢献していきたいと思います。技術的にも、金融システムとの連携や決済処理の信頼性向上など、チャレンジングな課題に取り組んでいきたいです。
最後に
ワンバンクは次世代のAI家計簿アプリを目指して成長していくフェーズであり、これからも多くの挑戦を続けていきます。そんなプロダクトづくりや組織の成長に興味を持った方は、ぜひカジュアル面談からでもお話ししてみませんか?
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